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2012-05-07 22:27 | カテゴリ:日々のこと(トルコ)
3日のお通夜の日は朝から大荒れの天気でした。
母との結婚式をはじめ、行事の時はいつも雨を降らしていた雨男のパパ。
「さすがパパだね。」って、家族とお弟子さんで笑いました。

出棺の時、
もう、父の身体がこの家に帰ってくることがないんだと思うと、絶望に押しつぶされそうでした。
基本的にいつも家にいた父。
家に「父がいる風景」があたりまえでした。
その父がいないというだけで、家が急に広く、暗く感じられました。

お通夜と告別式は
金沢八景の「上行寺」にて行われました。

とても、とても荘厳な立派なお式をしていただきました。

本堂におさまりきれないほどのたくさんのお花。
二日間途切れることのないお焼香の列。
御高名な画家の先生がたや、美術評論家の先生にも沢山いらしていただきました。

こんなにたくさんの方々に見送っていただけて、
父も喜んでいると思います。

お通夜の後、「子供たちもいるんだし、明日も朝早いんだからあなたは家に帰りなさい」と言われたけれど、我儘を言い、火守りをさせてもらいました。
ずっと、棺の中で眠る父の顔を見ていました。
一晩中「寂しいよ。会いたいよ。大好きだよ」と言い続けていました。
ずっとずっと。


ほとんど寝ていないまま、翌日の告別式。
目は腫れていて、クマがひどい、最悪の顔。
化粧が嫌いでスッピンなことが多かった私に、父はいつも
「女はいつも綺麗でいなさい」って注意されてたな。
そんなことを思い出し、とりあえずファンデーションと口紅だけ塗ってお式へ。

告別式が終わり、火葬場へ行く前に
御棺の中へ皆で花を入れました。
香凛はお手紙も。
父の顔に手を当てたら、とてもとても冷たくて
でも、肌にはまだ張りがあり、髪も黒々としていて
もう、どうしょうもなくて、抑えられないほど悲しくて
悲しくて 悲しくて 悲しくて
父と一緒に、燃えて骨になりたいと、本気で願ってしまった。
そんなこと、父は喜ばないのに、でも、これから先、こんな悲しみを背負って生きる勇気も覚悟も私には無くて。

でも、そんな中でも
不思議とお腹はすくのです。
体中の水分がなくなるのではないかと思うくらいの涙が出るのに
トイレには行きたくなるんです。
悲しいけど、私は生きているんです。

焼かれて骨になった父を見たとき
もっとショックを受けるかと思ったけれど
なんだか、現実味がなさすぎて、ボーっとした頭で骨を拾い、骨壺に入れました。
多発性骨髄腫は骨がボロボロになる病気です。
ほとんど残らないのではないかと心配しましたが、意外にも骨はしっかりと残っていました。

精進落としも終え、すべてが終わって家に帰った後は
家族全員、ものすごく疲れて脱力していました。
骨壺の前で、ボーっとしばらく座っていました。

そしてまた、夜になると
それぞれの部屋からすすり泣く声が聞こえてくるのです。

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